細かい雨がずっと降ってる。
昨日と同じで薄暗い。カーテンを開けても、太陽光で温まるのは期待できないね。
ちょっと寒いからか、文鳥さんたちの動きがおとなしい。
昼前からオイルヒーターを22度で点ける。
フリースっぽい上着を膝掛けにしてると、文鳥さんたちが新しい寝床を見つけた様子で乗ってくる。
やっぱり、寒いのか、手のひらとフリースの間で、丸くなって寝てる。
こう、頼られると何とかしてあげたいと、と思うよね。
今日はうちのプロダクトデザイナー(※息子)の学園祭を、見に行きたいけど、雨はやだな。
外の天気は、よくなりそうな雰囲気もなく、ずっと霧雨みたい。
走ってる車はワイパーしてるし、歩いてる人もほぼ傘を指してる。
夕飯の買い物もあるし、覚悟を決めるか。
奥さんと相談して、歩いて学園祭を見に行きます。
ウインドブレーカーを着ても、もう暑くない。
涼しいのは、徒歩にはありがたい。
傘を指してる分だけ、奥さんと距離を取らないと、ぶつかる。
水たまりに気をつけて歩く。
よく見ると周囲にも学校方面へ歩いてる人があちこちにいます。
学校までの最後の直線。300mくらいかな。
明らかに学園祭目当ての人が、歩いてる。
学校の出入り口付近にも、向こうが見えないくらい人が集まってる。
いつも、こんなに多かったかな。しかも、こんな悪天候なのに。
でも、人気があるのは良いことだね。
正門ではない入口から、ひとまず入る。
雨なのにお客さんがとても多い。
この学校は、何回来ても、かっこいいな。
建物の古さから来る風格と、良い形の建物が、見る度に信頼できる美を感じるね。
来てるお客さんも、少しだけ普段見る人より、奇抜気味な服装だったりするし、元気も良さそうな人が多いね。
学校内のあちこちで展示が行われていて、活気に満ちてる。
装飾やポスター、パンフレット、どれも丁寧で綺麗に作られてる。
全部、見ようと思ったら、2-3時間はかかりそう。
それでも、一つ一つが熱のこもった作品になってそうで、若いチカラに圧倒される。
うちのプロダクトデザイナーは、学校に行くのがいつも楽しみらしいけど、わかる気がする。
ここには尊敬できるものしか、無さそう。
それは嬉しいやろね。
限られた学校の時間を大事に楽しんでちょうだい。
駆け足で、構内を見て帰り始めます。
近所のスーパーまで車で移動すると、珍しく駐車場が混雑。
よくよくナンバーを見ると、遠方からの車が多い。
もしや、学園祭のために、車を置かせてもらってる?
帰りはちゃんと何か買って帰ってやで。
自分ルール:
「学園祭は見に行く」
Be First to Comment