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初群馬

群馬に行きました。
初めて行きました。
奥さんと、うちのハート形土偶(※息子)も一緒です。
ごめんやけど、文鳥さんたちは留守番です。

群馬で、絲山秋子さんのトークイベントを見に行くためです。
朝7時半から、出発。早い!
うちのハート形土偶も珍しく早起きしてくれて、予定通りに家を出れました。

お陰で順調に進んで、10時半頃には現地に到着。
11時の開場と同時に、指定の場所に行ってみると御本人が、書籍の並んだ机を前に、静かに座っておられました。

他にお客さんがいなかったので、厚かましく写真をお願いしました。
快く対応いただき、ありがとうございました。
先日、読んだ作品からは想像がつかない物腰が柔らかく、優しそうな雰囲気の方です。

奥さんは大ファンで、私やうちのハート形土偶は、少ししか本を読んだ頃がありませんでしたが、もっと他の本も読んでみます。
肝心のトークイベントは14時からということが判明。
確認不足でした。

少し離れてますが、中之条ビエンナーレが、別の場所で開催されてます。
14時までの時間、中之条ビエンナーレを見に行くことにします。
群馬は初めて来ましたが、高い建物も少なく、周りには山があったり、のどかでとても良いところという印象。

中之条駅に行くと、近所にイベント案内所がありました。
旗やポスターなど、かなりキレイに作ってあります。すごいな。
展示のマップをもらいに行ったのですが、聞くと有料との事。
なぬ、そうなの?

しかも、一人3000円?!
ここで感覚が少し飛びます。
あとで冷静になって考えると、群馬という初めての場所、初めてのイベント会場、目の前で予想しなかった金額の提示に、緊張してしまい、えいっと判断していまいます。

せっかく、群馬まで来たし、うちのハート形土偶の勉強にもなるだろうし、と理由をつけます。
しかし、冷静に考えるとそれで良かったのか。
街を歩きながら、何度も考えてしまいます。

14時のトークイベントまでには、元の場所まで戻らないといけないし、そんなに時間は無い。
3000円分だけ、観る時間があるのか?
そもそも、何が問題なのか。

シンプルに稼げていないのが、いけないのでは。
だから、お金の話に緊張するし、元をとるとかとらないとか、そういう発想になる。
きっとそうだね。よし、また頑張ろう!

そう自分を納得させます。
それでも、ずっと3000円の数字がビンタをくらったように、頭の中をグルグルしてましたが。

結局、救いだったのは、絲山さんのトークイベントでした。
優しそうな雰囲気とは、かけ離れた制作への熱い姿勢やユニークな経験談など、本当に貴重な話がたくさん聞けました。
これからの仕事に活かせそうです。
奥さんとうちのハート形土偶も、満足そうでした。
朝早くから、群馬まで高速を飛ばして来たかいがありました。ありがとうございました。

自分ルール:
「作家さんに会いに行く」

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