ありがとう、NAVER

うちでは親戚を横断するグループLINEを作っています。
いつからかな。もしかしたら10年くらい経ってるかな。
その親戚LINEで、誰からかの誕生日には、みんなでおめでとうメッセージを送り合います。

特にモノを送ったりもしません。ただ、メッセージだけです。
地元を離れて、数年おきにしか、帰省しない私でも、親戚の輪から外れずにみんなの様子が少し知れてとてもありがたいです。
近い将来ガラケーが無くなってスマホだけになると、携帯会社に脅され、親と叔母が心配してた時がありました。

ちょっと脅しが過ぎるとは思いながらも、中古のiPhoneを購入して、携帯からの移行を行いました。
操作を覚えてもらうのは、少し大変だったように覚えています。
親の年代で新しいことを覚えるのは、好きでも無い限り、大変に決まってますよね。
私も当分は聞かれたことに細かく対応しないとと考えていました。

そんな時でした。
熊本に大規模な地震が起きました。
それまで、想像もしてなかった事態に、本当に驚きました。
私は滋賀にいた頃で、親や叔母の状況が心配になりました。
LINEで連絡が取り合えたのはとても助かりました。

今どうしているか。困ったことはないか。家が崩れたところは。
など、心配なこと、気になることをお互いに連絡しあい、今後の対応を相談したりなど。
1人でいると心細くなることも、コミュニケーションがとれるだけで湧いてくる勇気がありますよね。
人間が感情で動く生き物というのが、いい方向に作用してます。

誰かの一言が、その人を勇気付けるって大げさじゃなくて本当にありますもんね。
そういう面を評価して、私はLINEとか、交流する技術を高く評価しています。
よく作ってくれました。本当にありがとう。いつも助かっていますです。

私くらいから上の世代は便利なって良かったと感じることが多いでしょうね。
我々の便利を目指して作ってるやろし。
その一方で、若い世代はもしかしたら、ちょっと感じ方が違うかも知れないとも思います。
娘とかうちのヒーロー(※息子)は、中学くらいからスマホに触れだしてるから、私とは感覚が随分違うはず。

テキストのメッセージは、直接会って話すのに比べて、情報量が少ない格段に少ないと言います。
彼らはその直接会って話すという経験と並行して、LINEなどのテキストでのコミュニケーションを行なっています。
知らなくても良かったこと、見えなくても良かったことを、受けとることの悪い面、苦しさみたいなものがわかっていません。
私達の世代がいくら想像しても、わからない次元なんだろうなとも最近よく思います。

うちのヒーローは、とても出来た人で、私がこれまで会った人の中でもたぶんストレートに優しいと思う人です。
そんな彼が最近、友人との事でよくゴニョゴニョ言っています。
納得できない言動があるようです。
それが全部SNSのせいでは無いでしょうか、コミュニケーションがより複雑で多量になっているためとは思います。
あまり、考え込まずにゆっくり寝て欲しいと願うばかりです。

自分ルール:
「おめでとうLINEはこれからも続ける」

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